CX-8がかっこいい!走りにこだわる若い世代や、室内の広さを求めつつミニバンはちょっと…というファミリー層まで幅広く支持を集めるCX-8。
先進安全技術【i-ACTIVSENSE】は全グレード標準装備で、3列シートのどこに座っても快適に過ごせる上質な室内空間が人気です。SUVの力強さとエレガントなデザインの美しさに虜になっている人多数ですが、内装もかなり充実しており、非常に満足しているとのユーザーの声をよく聞きます。
その中でも今回は特に気になる「本皮白レザー」についてご紹介します。
ラグジュアリーを追求した結果、マツダの出した答えが洗練された白。白?汚れが目立つから候補には入らないよ?という声が聞こえてきそうですが、その判断を下すにはちょっと早いかも。特徴やお手入れの仕方、気になる価格などを見ていきましょう。
目次
CX-8 白レザーシートが選べるグレード
CX-8の白レザーシートはすべてのグレードで選べるわけではありません。
CX-8は全部で3種類のグレードがありますが、その中でも最上級のグレード、「Lパッケージ」のみ選ぶことができます。この最上級グレード「Lパッケージ」はかなり豪華!高級を追求した内外装はまさに絶品です。
インテリアの一部に本物の木を使用し、運転席・助手席にはシートベンチレーション(排熱することにより、夏場に涼しく快適な機能)が付くなど、こだわりの装備が随所に見られます。
詳しくは後述しますが、シートには高級素材ナッパレザー使用。LパッケージのLは「leather」、つまり「レザーパッケージ」が正確な名称であり「皮」のシートが標準装備となっています。
Lパッケージで選べるシートの色は2色。ディープレッド(茶色)とピュアホワイト(白色)から選択可能です。
白レザーの特徴とレザーが使われている部分
Lパッケージに標準装備のシート素材は特別加工の「ナッパレザー(※)」。ナッパレザーはかの高級車メルセデスベンツやBMW、国産車ではアルファードやハリアーなどにも使われています。
※ ナッパレザー
等級の高い原皮を使用し、通常の皮より柔らかく、しなやか塗膜を薄くすることで皮本来の風合いが強くのこる耐久性は通常の皮より若干劣る
アメリカ・カリフォルニア州のNapa(ナパ)地方で作られていた特徴的な革製品のことをナッパレザーと呼ぶようになりました。
CX-8で使用されているものは、既存のものとは異なる特別加工を施しています。
従来のものではマツダの思い描くCX-8のインテリアイメージと違ってしまう、ということでより滑らかなタッチを実現させるシワ加工「鏡シボ」を採用。きめ細やかでソフトな肌触りを実現させています。
また、表面に小さな穴を規則的に開けて皮に吸音性と通気性を持たせていますが、皮に穴を開ける針の太さを、従来の1mmから0.7mmへと細くし、肌への引っ掛かりを大きく抑えてより滑らかな手触りになっています。
また大きさだけでなく、穴の入れ方にも特徴があります。
従来のものでは穴が規則的に四角形の連続に開けられていましたが、CX-8では三角形に開けられ、よりシート形状にピッタリと皮を合わせられるように。そのため、より立体感のあるシートデザインの表現を可能にしています。
CX-8では1列目・2列目の座面と、背もたれ前面、サイドサポート部内側にこのナッパレザーが採用されています。また、耐久性は他の皮より劣ると言っても、2~3年で劣化するというわけではなくきちんと手入れをすれば10年以上持つとのことです。
白レザーに対する口コミ・評判
ナッパレザーの素晴らしさは分かったけど、本物の皮は手入れが大変でしょ?
ましてや白なんて…という感想を持つのはごもっとも。実際に白のレザーシートを使用しているユーザーの口コミを見てみると次のようなものがありました。
- 高級感がたまらない
- 車内が明るく清潔感・上品さがある
- 高級輸入車にも引けを取らない高級感。ずっと乗っていたくなる
- 所有欲を満たしてくれる
一番多かったのが「高級感がたまらない。」という声です。
「奮発して多少の手入れが必要でもやはりこの色にしてよかった!」との声が多数見られました。
総じて、非常に満足度が高いようです。
また、実際に納車されて、ドアを開けた際に飛び込んできた眩しいほどの白レザーに感動した!との声も。白レザーにして後悔したという声は見られませんでした。
またシート部分だけでなくドアの下部分やインパネも同系色の白色になっているので、車内がとても明るくなるとのこと。
特別感・高級感が他の色・素材と比べて格段に違うようです。Lパッケージは1番値は張るグレードですが、1番コスパの良いグレードでもあり、値段以上の価値がある、と満足度が非常に高いようです。
また意外と汚れにくいとの声も多く見られました。
白レザーの汚れ!正しいレザーのお手入れ方法!
(1)白レザーの汚れについて
気になる汚れについてですがユーザーに聞くと思ったより汚れにくいとのこと。全く手入れがいらないわけではありませんが、たまに専用クリーナーなどでふいたり、汚れた際にお手入れをする程度で十分とのことでした。
本皮はジーンズの汚れなどが移りやすいと聞いたことがあるかもしれませんが、ディーラー曰く、新品のデニムを強い力でこすりつけたりしない限り落とせない汚れにはならない、とのこと。
また汚れが目立つことは悪いことだけではなく、早めに汚れに気づいて軽度なうちにメンテナンスできるという利点もあります。
(2)正しいレザーのお手入れ方法
正しいレザーのお手入れ方法ですが、次の手順で行ないます。
- クリーナーまたは水で5%に薄めた中性洗剤を柔らかい布に含ませ汚れをふき取る
- やわらかい布にきれいな水をひたして固くしぼり、残った洗剤をふき取る
- 乾いたらやわらかい布で水分を取り、風通しのよい日陰で乾燥させる
汚れをそのままにしておくと、どうしても汚れが落ちにくくなったり、シミになってしまいます。もしレザーシートを購入するのであれば、正しい皮のお手入れ方法を知っておき、日頃から気にかけておきたいですね。
本皮白(ホワイトレザー)シートガバーという選択肢も
ホワイトレザーシートはLパッケージという最上級グレードのみに与えられた特権です。
ベースグレードとLパッケージの価格はガソリン車とディーゼル車、2WDと4WDで違いはあるものの100万円前後の差があります。本皮の白は憧れるし、高級車に乗っているような特別感に浸りたい!けれども予算が…という方もあきらめないでください。
実は、CX-8専用の本皮のシートカバーが販売されているんです!
CX-8専用に作られているので、純正シートにカバーを被せるだけできれいにフィットし、憧れのホワイトレザーシートを手に入れることができます。
シートを交換したり張り替えたりという煩わしさがなく手軽にホワイトレザーを楽しめます。お値段は7万円ほど。
CX-8の内装色(グレード別)
ホワイトレザーについて詳しくご紹介してきましたが、CX-8の内装色は全部で3種類です。グレードによって選べる色が決められています。
(1)Lパッケージ
- ディープレッド(濃いブラウン)
- ピュアホワイト
最上グレードであるLパッケージはディープレッド(濃いブラウン)とピュアホワイトの2色。
(2)Lパッケージ以外
- スクエアメッシュクロス(ブラック)
Lパッケージ以外のグレードではスクエアメッシュクロスのブラックしか選択の余地はありません。
高級感はやはり本皮を使用したナッパレザーにはかないません。とはいえ、メッシュクロスには夏場の蒸れにくさや冬場の冷えにくさなど快適性で優れた点もあります。
実用性という点も選ぶ際のポイントにしたいですね。オプションで内装色を変更することもできませんので、グレードと内装色はじっくりと考えたいところです。
まとめ
筆者もこの記事を執筆していてホワイトレザーのCX-8が欲しくなってしまいました。多少気を遣わなければならない部分もありますが、それはご愛嬌。
手をかければかけるほど愛着もわき、使いこむほどに味の出てくる大切なカバンや財布のように、車そのものに対する愛情も一層深まりそう。なにより高級輸入車は予算を工面するのにハードルが高いですが、こちらは頑張れば手が届きそうです。
お手入れには多少の気を遣いますが、ホワイトレザーが欲しいと思っているならぜひ検討してみてください。
CX-8を限界値引から更に55万円安くなる方法!
CX-8も発売から4年が経過しました。
値引き額も発売当初からは緩くなったものの最近の車の価格は安全装備の充実もあって高価格化が進んでいますので、出来るだけ安く購入したいですね。
一般的に、フルモデルチェンジ直後やマイナーチェンジ直後の値引きは抑えられますが、そのような時にも限界と言われる値引きから更に安くCX-8を購入する方法があります。
それも簡単な方法なのですが、知らない方が多いのです。。
そんな方法を別記事で詳細にまとめていますので一度ご覧になってみて下さい。
ご覧いただいた通り、決して難しい内容ではありません。知っているか、知らないかだけの差です。
たったこれだけで、結果的に支払金額を抑えることができるのです。
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