CX-8は2017年発売ですが他の車種と同様、改良が加えられています。
大きな改良は2020年末から2021年はじめにかけて行われましたから、実際には2021年マイナーチェンジということになります。
また、直近では2022年に入ってからも改良が行われてています。
ここでは、そんなCX-8のマイナーチェンジとして、2021・2022年次改良を比較しておきましょう。
CX-8のマイナーチェンジ!2021年次改良
まず、CX-8のマイナーチェンジとして、2021年次改良をチェックしておきましょう。
- 2.2Lディーゼルターボエンジンの改良
- 「SKYACTIV-DRIVE」の応答性の向上
- 機能面での改良
- エクスクルーシブモードの標準グレード化と充実
- フロントグリル形状の変更
- Lパッケージのシートカラーの変更
- 特別仕様車「Black Tone Edition」の設定
1.2.2Lディーゼルターボエンジンの改良
CX-8の2021年次改良では、エンジン関係については2.2Lディーゼルターボエンジンが改良されました。
項目 | 最高出力 | 最大トルク |
---|---|---|
改良前 | 190ps/4500rpm | 45.9kgm/2000rpm |
改良後 | 200ps/4000rpm | 45.9kgm/2000rpm |
最高出力が10ps上がったのですが、最高出力時のエンジン回転数が4,000rpmに下がりましたから、実感ではもっとパワーアップしているはずです。
また、アクセルペダルの操作力の最適化も図ったようです。
2.「SKYACTIV-DRIVE」の応答性の向上
「SKYACTIV-DRIVE」というのは、マツダが開発した新世代の高効率オートマチックトランスミッションです。
今回の改良ではこの応答性を向上させ、アクセルを踏み込んだときにより素早く変速が行えるようなったそうで、ガソリンターボ車以外に改良が施されたそうです。
3.機能面での改良
CX-8の2021年次改良の機能面での改良は以下のようなものです。
- ハンズフリー機能付パワーリアゲート(リアバンパー中央下部に足を出し入れするとリアゲートが自動開閉)
- ワイヤレス給電(Qi)の設定
- センターディスプレイが8インチから8.8インチまたは10.25インチに大型化(8.8インチのグレードでもオプションにより10.25インチにサイズアップが可能)され、コネクティッドサービスも導入
この中ではディスプレイのサイズアップの評価が高いようですね。
4.エクスクルーシブモードの標準グレード化と充実
25TとXDに設定されていたエクスクルーシブモードが標準グレード化されました。
また、新たに割安な7人乗り仕様を追加するとともに、シート色にに赤褐色のオーバーンを追加し、サイトキルティングが施されました。
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/feature/
外観ではフロントバンパー下部のガーニッシュ、大型の新意匠のフラーカッターが追加され、19インチアルミホイールのデザインが変更されました。
5.フロントグリル形状の変更
Lパッケージ、エクスクルーシブモード、100周年特別記念車ではフロントグリルの形状が水平基調からブロックメッシュに変更されました。
引用元:https://car.motor-fan.jp/article/10017421
6.Lパッケージのシートカラーの変更
Lパッケージのシートカラーにブラックとレッドが新採用されましたが、レッドは有償オプションとして設定されました。
7.特別仕様車「Black Tone Edition」の設定
新たに特別仕様車として2.5SとXDに「Black Tone Edition」が設定されました。
詳しい仕様は「CX8のグレード 違い!Iパッケージ・エクスクルーシブ・ブラックトーンエディションを比較」をご覧ください。
要するにドラミラーとフロントグリルをグロスブラック、ホイールもブラックと走りを際立たせるエクステリアが特徴的な車です。
引用元:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-8/grade/
CX-8のマイナーチェンジ!2022年次改良
次に、CX-8の2022年次改良をチェックしておきましょう。
- 2.5Sにエクスクルーシブモード追加
- 2.5Tに「Black Tone Edition」を設定
1.2.5Sにエクスクルーシブモード追加
CX-8の2022年次改良では人気のエクスクルーシブモードが2.5Sにも追加設定されました。
豪華装備はXDや2.5Tと同じですが、価格面での割安感は感じます。
いずれにしても、全エンジンタイプでエクスクルーシブモードが選べるようになったわけです。
2.2.5Tに「Black Tone Edition」を設定
CX-8の2022年次改良では、これも人気の「Black Tone Edition」が2.5Tにも設定されました。
「Black Tone Edition」は走りを訴える車なので、2.5Tに設定されていなかったのがむしろ不思議なくらいでした。
ただ、ベース車両は2.5SとXDがプロアクティブなのに対し2.5Tはエクスクルーシブモードだそうです。
だからでしょう、「CX8のグレード 違い!Iパッケージ・エクスクルーシブ・ブラックトーンエディションを比較」をみてもわかるように2.5Tだけ装備が違うのです。
それでも、エクスクルーシブモードの豪華装備はかなり割愛されていますから、ベースグレードベースグレードに比べて50万円近く安くなっています。
この改良で、「Black Tone Edition」も全エンジンタイプで選べるようになったわけです。
まとめ
CX-8の2021年次改良はエンジンやトランスミッションの改良などもあり明らかなマイナーチェンジです。
これに対して、2022年次改良は人気のエクスクルーシブモードや「Black Tone Edition」を全エンジンタイプに拡充するというものでした。
CX-8については2022年度中の改良も噂されていますから、2021年次改良が最後のマイナーチェンジで、今回売れ筋のグレードと特別仕様車を拡充したのでしょう。
ただ、いずれにしても人気の豪華グレードや走りを際立たせる特別仕様車が全エンジンタイプから選べるようになったのはいいことですね。
CX-8を限界値引から更に55万円安くなる方法!
CX-8も発売から4年が経過しました。
値引き額も発売当初からは緩くなったものの最近の車の価格は安全装備の充実もあって高価格化が進んでいますので、出来るだけ安く購入したいですね。
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