マツダのクロスオーバーSUVで3列シートのCX-8が10月23日に年次改良(マイナーチェンジ)を発表しました。

 

今回の年次改良での注目は「サンルーフ」ですね。

 

またグレート追加の発表も行い、ますますCXシリーズの人気が上昇するのではないかと予想できます。

 

ここでは現行のCX-8(2018~2019年モデル)における課題点とマイナーチェンジされたCX-8(2019~2020年モデル)の変更点と課題点について調べていこうと思います。

 

まずは現行のCX-8(2018~2019年モデル)の課題点から見ていきます。

CX-8マイナーチェンジ(2018-2019年モデル)の課題

 

 

CX-8(2018~2019年モデル)の課題点を5つ挙げてみました。

 

  1. AWDとFFの選択が全グレードで対応可能ではない
  2. サンルーフが設置出来るグレードがない
  3. ナビのサイズが7インチと小さい
  4. 3列目にUSB端子がない
  5. Lパッケージなどウォークスルーが出来ないグレードがある

 

 

それぞれについて説明していきます。

 

1.AWDとFFの選択が全グレードで対応可能ではない

 

 

現行のCX-8(2018~2019年モデル)ではPROACTIVEとL PackageのグレードはFFとAWDの選択は可能なものの、25S(FFのみ)とXD(4WDのみ)は選択することはできません

 

 

2.サンルーフが設置出来るグレードがない

 

CX-8(2018~2019年モデル)ではサンルーフを設置できるグレートはラインナップされておらず、口コミサイト等を調べてみてもサンルーフが欲しかったというコメントも多くみられました。

 

 

3.ナビのサイズが7インチと小さい

 

現行のCX-8のセンターディスプレイは7インチになっていて、運転席の広さや車内空間の広さから比べてみると7インチでは少し小さく物足りなさを感じている人もいらっしゃいます。

 

 

4.3列目にUSB端子がない

 

現行のCX-8には3列目にUSB端子は設置されてなく、ボトルホルダーと小物入れは装備されているものの、その他には特に使い易さ・快適性を求めた装備も存在しません

 

 

5.Lパッケージなどウォークスルーが出来ないグレードがある

 

現行のCX-8の7人乗りでは全グレードがウォークスルー出来ないのは共通ですが、6人乗りに関しては最上級グレードに当たる L Package はセカンドシートの間にアームレスト付きのコンソールボックスが装備されているためにサードシートへのウォークスルーはできない仕様になっています。

 

 

 

次はマイナーチェンジ後のCX-8(2019~2020年モデル)の改善された変更点などを詳しくみていきます。

 

 

 

CX-8マイナーチェンジ(2019-2020年モデル)注目の変更点と課題

 

CX-8(2019~2020年モデル)では多くの変更点がありました。

 

ここでは、次の12個の変更点をあげてみました。

 

  1. グレードの追加(エクスクルーシブモートとSパッケージ)
  2. 全グレードでAWDとFFが選べるようになった
  3. ナビのサイズが8インチにサイズアップした
  4. AWDの性能が向上した
  5. サンルーフが設置出来るようになった
  6. 3列目にUSB端子が追加
  7. ルーフに塗布型制振材採用で静粛性向上
  8. サブトランクの大型化
  9. ワンタッチウォークイン機能追加(Lパッケージベンチシートタイプ)
  10. ウォークスルーモデル追加(Lパッケージ)
  11. 2列目シートヒーター追加(25Sを除いた全車に標準装備)
  12. 2列目ウォークスルーモデルにカップホルダーとUSB端子追加(25Sには非装備)

 

 

 

以降それぞれの変更点にまとめてみました。

 

 

1.グレードの追加(エクスクルーシブモートとSパッケージ)

 

CX-8(2019~2020年モデル)では新しくグレードの追加がありました。

 

CX-8(2018~2019年モデル)とCX-8(2019~2020年モデル)を比較して見てみます。

 

下の表は(2018~2019年モデル)と(2019~2020年モデル)のラインナップされているグレードをまとめたものになります。

 

ガソリン車 

グレード 2018~2019年モデル 2019~2020年モデル
25S 〇(FF) 〇(FF/4WD)
25S PROACTIVE 〇(FF) 〇(FF/4WD)
25S L Package 〇(FF) 〇(FF/4WD)
25T PROACTIVE 〇(4WD)
25T L Package 〇(4WD) 〇(FF/4WD)
25T Exclusive Mode(追加グレード) 〇(FF/4WD)

 

ガソリン車については25T PROACTIVEは発売中止となったものの、新しく特別仕様車の25T Exclusive Modeがラインナップされました。

 

次はディーゼル車を見比べてみます。

 

ディーゼル車 

グレード 2018~2019年モデル 2019~2020年モデル
XD 〇(4WD)
XD PROACTIVE 〇(FF/4WD) 〇(FF/4WD)
XD PROACTIVE S Package(追加グレード) 〇(FF/4WD)
XD L Package 〇(FF/4WD) 〇(FF/4WD)
XD Exclusive Mode(追加グレード) 〇(FF/4WD)

 

 

ガソリン車同様、特別仕様車の25T Exclusive ModeとXD PROACTIVE S Packageの2グレードが追加となっています。

 

XDに関しては発売中止となっています。

 

ディーゼル車に関しては選択できるグレードも増え、購入を考えた際には購入者がより求めている形に近いグレードが選べることになったのは嬉しいポイントですね。

 

 

2.全グレードでAWDとFFが選べるようになった

 

前述の表からわかるようにガソリン車(2018~2019年モデル)でFFのみ4WDのみというラインナップが目立ちますが、(2019~2020年モデル)ではガソリン車・ディーゼル車の全グレードにおいてFFと4WDがラインナップされています。

 

 

「このグレードが欲しいが4WDまでは必要がない」等の理由で選べなかった選択も今回のマイナーチェンジで全て解消されたことになります。

 

 

3.ナビのサイズが8インチにサイズアップした

 

(2018~2019年モデル)では7インチを採用していましたが、(2019~2020年モデル)では8インチにサイズアップしています。

 

(2018~2019年モデル) 7インチ (2019~2020年モデル) 8インチ

 

インパネ周りの画像で比較をしてみました。

 

若干ではあるものの、画像からでも「少し大きくなったかな」とは感じてもらえると思います。

 

運転席に座ってみれば、その違いは明らかに感じるところでしょう。

 

見やすく・扱いやすくなったのは嬉しい限りですね。

 

 

4.AWDの性能が向上した

 

 

新しくオフロード・トラクション・アシストをAWD車に装備しています。

 

悪路走行時などスタックした際にAWD機能とトラクション・コントロール・システムを協調・連動させることで駆動力を最大限に引き出します。

 

 

もしもの事を考えると装備された車両の方が安心感が違いますね。

 

*トラクション・コントロール・システム

車の横滑りやタイヤの空転を防止する機能の名称

 

 

5.サンルーフが設置出来るようになった

 

(2019~2020年モデル)ではサンルーフが装備できるようになりました。

 

 

 

25T L Package・25T Exclusive Mode・XD L Package・XD Exclusive Modeには標準装備。

 

25S PROACTIVE・25S L Package・XD PROACTIVE S Packageはメーカーセットオプションとなっています。

 

サンルーフがあるだけで開放感が増し、更に快適なドライブを楽しめることが出来そうです。

 

 

6.3列目にUSB端子が追加

 

サードシートサイド部にUSB端子が追加装備されました。

 

今までは最前列・2列目でしか行えなかった充電も3列目でも出来るようになり、快適性が向上しているのがわかります。

 

 

25S L Package・25T L Package・25T Exclusive Mode・XD L Package・XD Exclusive Modeには標準装備、25S PROACTIVE・XD PROACTIVE・XD PROACTIVE S Packageはメーカーセットオプションとなっています。

 

 

 

 

7.ルーフに塗布型制振材採用で静粛性向上

 

(2019~2020年モデル)では室内要所に収音材とルーフに塗布型制振材を採用し、雨音などの騒音に対するクオリティーがさらに高められています。

 

また車両の最後部辺りの騒音を抑制されていて、家族で出かけた際などは会話を楽しむことができそうです。

 

 

 

8.サブトランクの大型化

 

(2019~2020年モデル)ではサブトランクの奥行きを拡大することで容量を増やしています。

 

 

Boseサウンドシステムの装備しているか非装備かで容量は変わりますが、(2018~2019年モデル)よりも8L~19Lの容量がアップされています。

 

少しでも荷物が載せれることは嬉しいですね。

 

 

9.ワンタッチウォークイン機能追加(Lパッケージベンチシートタイプ)

 

(2019~2020年モデル)ではワンタッチウォークイン機能が装備されています。

 

 

スイッチ操作でセカンドシートが倒れサードシートへのアクセスが容易になりました。

 

小さな子供を持つ側からすれば、これも助かる機能のひとつになってくると思います。

 

 

 

10.ウォークスルーモデル追加(Lパッケージ)

 

(2018~2019年モデル)でL Packageの6人乗りはアームレスト付きコンソールボックスが装備されていたためにセンターウォークスルータイプはありませんでした。

 

今回のマイナーチェンジではアームレスト付きコンソールボックスを外し、センターウォークスルータイプとなっています。

 

 

 

 

11.2列目シートヒーター追加(25Sを除いた全車に標準装備)

 

セカンドシートに温度を3段階に設定できるシートヒーターを装備し、セカンドシートの

快適性を更に向上させています。

 

 

一列目と2、3列目では結構温度差を感じるものです。

 

装備されているだけで全く違うでしょうし、寒冷地に住む方たちにはとても助かる装備だと思います。

 

 

12.2列目ウォークスルーモデルにカップホルダーとUSB端子追加(25Sには非装備)

 

6人乗り(センターウォークスルータイプ)にカップホルダーとUSB端子が追加されました。

 

フロントシートコンソールボックス後部に設置されています。

 

 

これも無ければ結構困ることもありますよね。

 

 

 

改良されたことによって走行性、特に快適さを求めた利便性に関してはとても良くなっているのがわかって頂けると思います。

 

 

口コミなどで残念な点として挙げられていた項目は今回のマイナーチェンジで改善されていると思います。

 

私見にはなりますが一部で使い勝手がよくないとコメントが見受けられるマツダコネクトの改良が今後の課題点の1つになってくると思います。

 

*マツダコネクト

ラジオ・オーディオ・インターネット・ナビ機能・TV等を導入しているソフトウェアの名称

 

 

 

発売日は?

 

発売は2019年11月28日からとなっています。

 

その日には販売店の店頭に並んでいることでしょうから、もしもCX-8の購入を考えているのでしたら現物を自分の目で確かめてからじっくりというのも有りな考え方だと思います。

 

 

 

まとめ

 

CX-8のマイナーチェンジに伴って変更点と課題を見て考えてみました。

 

サンルーフの装備など待ち望んでいた方もいたんではないでしょうか。

 

今回のマイナーチェンジでグレートも増え、購入者からすれば更に選択肢が増えたことになりました。

 

CX-8だけに限らず、更に快適性・安全性・走行性が向上させた車を発売して頂き、より良いカーライフを楽しみたいですね。

 

 

CX-8を限界値引から更に55万円安くなる方法!

 

CX-8も発売から4年が経過しました。

 

値引き額も発売当初からは緩くなったものの最近の車の価格は安全装備の充実もあって高価格化が進んでいますので、出来るだけ安く購入したいですね。

 

一般的に、フルモデルチェンジ直後やマイナーチェンジ直後の値引きは抑えられますが、そのような時にも限界と言われる値引きから更に安くCX-8を購入する方法があります。

 

それも簡単な方法なのですが、知らない方が多いのです。。

 

そんな方法を別記事で詳細にまとめていますので一度ご覧になってみて下さい。

 

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