アウトドアやキャンプが好きな人・またはこれからそれらの趣味を始めたいと思っている人にとって、SUVは購入の候補に挙がる車種のひとつではないでしょうか。
クロスオーバーSUVは通勤や普段の買い物などの街乗りに加え、アウトドアでも活躍する優れもの。
通常の乗用車に比べると最低地上高が高いため、林道などでも車体下を擦りにくく、安心して運転することができます。
また、4WDモデルもあるため、雪道などにも強く頼れる車種です。
中でも3列シートを備えたCX-8はミニバンの利便性を兼ね備えたSUVとして誕生し、多くの注目を集めました。
アウトドアユーザーにも大人気のCX-8。
実際のところ、キャンプに行くにあたってCX-8の積載量はどれほどの実力を持っているのでしょうか。
今回はその疑問にお答えします!
キャンプは荷物が一杯
キャンプに行く時、どうせ行くならあれもこれもしたいとついつい欲が出て、荷物は増えがちです。
引用元:https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000962483/SortID=22441278/ImageID=3150218/
「燻製したい!」「バーベキューは絶対外せないよね」「これがあったらSNS映えしそうだし」…そして出来上がる荷物の山。
吟味して減らしたとしても、テントや寝袋、調理器具などは絶対に持って行かねばならず、かなりの量にはまちがいありません。
ミニバンやワンボックスカーなら多くの荷物も積みやすそうだけど、SUVはどうなの?
ファミリーカーの候補としてCX-8も候補のひとつだけれど、荷物があまり積めないのでは考えもの…と思われる方もいると思います。
次ではCX-8にどれほどの積載量があるのか見ていきましょう。
CX-8のラゲッジスペースの積載量の実力
1.CX-8のラゲッジスペース積載量
結論から言えば、CX-8はミニバンの積載量には劣ります。
しかし、3列シートで、6人もしくは7人乗車を可能としながら、3列目まで使用した状態でもゴルフバックが2つ乗るほどのスペースがあります。
そして、ラゲッジスペースの下には深さ30cmのサブトランクがあり、かさばるアウトドア用品の収納にも役立ちます。
また、ミニバンのようなシートアレンジも可能です。3列目を倒すと、4人または5人乗りながらも572Lもの荷室を確保できます。
(※サブトランクにBoseサウンドシステムを積んでいる車は、サブトランクは小さくなります)
さらに2列目・3列目を倒すことで荷室長1.9m~2.3mという広いスペースを確保することも可能です。大人が横になったり、自転車を2台積みこむことができるほどの広さになります。
荷室容量(通常時) | 174L |
---|---|
荷室容量(3列目まで倒した場合) | 507L |
さすがにミニバンとまではいきませんが、十分な荷室を備えたクルマと言って良いでしょう。キャンプに行く際、工夫すれば十分荷物は積めそうです。
SUVの中でも荷室の広さや自由なシートアレンジに魅力を感じてCX-8を購入する人も多いですが、他のSUV車はどれくらいの荷物を積めるのでしょうか。
2.ライバル車のラゲッジスペース積載量
CX-8を購入の候補のひとつとして考えている人にとって、エクストレイルやアウトランダー、ランドクルーザープラドなども検討している場合が多いと思います。
結論から言えば、CX-8は非常に室内が広く乗車人数・積載量ともに優れたクルマです。
他車の積載量と比べて見てみましょう。
車種 | 奥行き(mm) | 横幅(mm) | 高さ(mm) |
---|---|---|---|
CX-8 | 1225 | 1015 | 725 |
エクストレイル | 840 | 1010 | 790 |
アウトランダー | 990 | 1010 | 810 |
ランドクルーザー | 1070 | 990 | 1100 |
ランドクルーザー(プラド) | 940 | 1090 | 980 |
パジェロ | 1000 | 1000 | 1015 |
総合してCX-8のラゲッジスペースは非常に広く、キャンプに行く際も荷積みにそこまで苦労することはなさそうです。
多彩なシートアレンジが可能で、工夫次第で様々な荷物が積められそうですね。
ボディが大きくても車内がそこまで広くないというクルマもあります。
各車種、グレードや、何人乗って何列目まで倒すかによってもラゲッジスペースの積載量は変わってきます。
それぞれの使い方に合わせてどれくらい荷物が乗るのかを確認しましょう。
3.CX-8で荷室を活かしたいなら
もし2列目、3列目を倒して大きな荷物を積みたいという人には6人乗りではなく、7人乗りがおすすめです。
6人乗りのシートは2列目が左右独立したキャプテンシートのため、倒した時に隙間ができてしまい、荷室を最大限に活かすことができません。
7人乗りであれば、2列目は横につながったベンチシートのため、倒した際フラットになります。
4.まとめ
CX-8は自信を持って積載量の多いSUVと言えます。
その積載量も兼ね備えているからこそ、SUVの中でも売れているんですね。
普段から5人以上で使用することがないのであれば、普段は3列シートを格納しておくことで常時大きなラゲッジスペースを活用することができます。
CX-8に備わっているアウトドア・キャンプに役立つツール
サブトランクの容量
先にもお伝えしましたが、リアドアを開けると床下に30cm以上の深底のサブトランクが現れます。開口部が広く、かさばるアウトドア用品を入れるのにも便利です。
サブトランク容量(Boseスピーカーあり) | 48L |
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荷サブトランク容量(Boseスピーカーなし) | 65L |
ラゲッジフック
荷室内に左右合わせて4つのフックがついています。ここにネットをかければ、高く積んだ荷物の荷崩れ防止にもなります。
ただ、あまり高く荷物を積みすぎると、ルームミラーで後方の確認がしにくくなるので注意が必要です。
ショッピングフック
買い物袋をかけられるショッピングフックも左右ひとつずつ、計2つついています。
パワーリフトゲート
通常、トランクを開ける際は全開になりますが、使う人の体格などに応じて開ける角度を調節できる機能です。
障害物があって全て開けられない時もあるので、そういった際に役立ちます。
また、誤って指などを挟みこまないようにセンサーを追加することもできます。
CX-8は荷室が広いとお伝えしてきましたが、それでもせっかく行くキャンプ、あれもこれもと荷造りを始めたら、積みきれないということも出てくるかもしれません。
後部座席にパンパンに積んで見通しが悪くなり、安全運転に支障がでるかもしれません。
そこでおすすめなのが、車の上に取り付けるルーフボックスです。
さて、このルーフボックスにはどれくらいの積載能力があるのでしょう。
ルーフボックスを装着すると積載量はどれ程増える?
引用元:https://takunoyou.naturum.ne.jp/e3154922.html
CX-8ほどの車体であれば、大きなサイズ(180cmほど)のルーフボックスも取り付け可能です。大きなものだと容量500L、最大積載量50kgほどになります。
実際どんなものがどれくらい入るのかというと…
大型テント×1、タープ×1、テーブル×1、チェア×5、シェラフ×5
というキャンプ用品5~6人分が入るそうです…!すごいですね。
お値段は大きさにもよりますが、5~10万円前後です。
これでトランクにパンパンに詰め込んだ荷物たちが雪崩に巻き込まれることも、同乗者たちの膝に荷物を抱えてもらうこともなくなりそうです。
ルーフボックスがあればラゲッジスペースに積む順番、入れ方をきっちり計算して神経質にならなくても、心にもゆとりを持って準備・撤収できそうですね。
ただし、数十kgの重たいものを車の上に取り付けなければならないため、そこだけは注意が必要です!
まとめ
キャンプなどのアウトドアにはミニバン・ワンボックスカーの積載量が一番と思っていても、やっぱりかっこよさも求めたい!そんな人におすすめの今回の記事。
工夫次第で5~6人の乗車を可能としながら、人数分のキャンプの荷物も運べることが分かりました。
ぜひ検討の際にはディーラーの担当者に購入後の使い方の希望を伝えてみてください。
きっとおすすめの乗車定員数やシートアレンジ方法、グレードやモデルなどのアドバイスをもらえるでしょう。
今回の記事がSUVでアウトドアを楽しみたい方のお役に立てたら嬉しいです。
CX-8を限界値引から更に55万円安くなる方法!
CX-8も発売から4年が経過しました。
値引き額も発売当初からは緩くなったものの最近の車の価格は安全装備の充実もあって高価格化が進んでいますので、出来るだけ安く購入したいですね。
一般的に、フルモデルチェンジ直後やマイナーチェンジ直後の値引きは抑えられますが、そのような時にも限界と言われる値引きから更に安くCX-8を購入する方法があります。
それも簡単な方法なのですが、知らない方が多いのです。。
そんな方法を別記事で詳細にまとめていますので一度ご覧になってみて下さい。
ご覧いただいた通り、決して難しい内容ではありません。知っているか、知らないかだけの差です。
たったこれだけで、結果的に支払金額を抑えることができるのです。
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