マツダ CX-8はCX-5をはるかに上回るサイズになっていますが、同じ7人乗りSUVで、ライバル車と目されるエクストレイルやアウトランダーとはどう違うのでしょうか。
ここではそんな新型CX-8のサイズを、CX-5・エクストレイル・アウトランダーと比べてみましょう。
CX-8の外寸をCX-5・エクストレイル・アウトランダーと比べる
まず、マツダ CX-8の外寸をCX-5・エクストレイル・アウトランダーと比べてみましょう。
取り回し等も含めたサイズを把握したいので、ホイールベースと最小回転半径を参考までにお示ししています。
一目見てわかるのは、CX-5よりサイズが大きいのは当然ですが、同じ7人乗りSUVと比べても21~36センチも全長が長いことです。
これは室内の広さにも直結するはずですが、そこは次の項目に譲るとしても、スタイリングの面で、水平方向に非常に伸びやかなフォルムを獲得しているのです。
この全長に合わせてホイールベースは他の車より30センチ以上長くなっています。
これにより、大型SUVにふさわしい安定し、ゆったりとした乗り心地を実現しているのですが、そのせいもあって、最小回転半径は5.8メートルと非常に大きく、当然取り回しは悪くなています。
大型ミニバン並みの乗り味や迫力はあるものの、小回りが効かないということは、サイズが大きいことによるデメリットと言えるでしょう。
全長×全幅×全高 | ホイールベース | 最小回転半径 | |
---|---|---|---|
CX-8 | 4900×1840×1730mm | 2930mm | 5.8m |
CX-5 | 4545×1840×1690mm | 2700mm | 5.5m |
エクストレイル | 4690×1820×1730mm | 2705mm | 5.6m |
アウトランダー | 4695×1810×1710mm | 2670mm | 5.3m |
CX-8の内寸をCX-5・エクストレイル・アウトランダーと比べる
マツダ CX-8の内寸をCX-5・エクストレイル・アウトランダーと比べてみましょう。
大きな違いがあるのは室内長です。CX-5はもちろん、エクストレイルとも大きな差がついています。
ただ、アウトランダーについては、全長の違いほど大きな差がついていません。
先代アウトランダーはかなり広い荷室容量を誇っていました。
現行モデルの数値は非公表ですが、多少狭くなったとはいえ、PHVでもエクストレイルに匹敵する荷室容量があるようですから、侮れないかもしれません。
ただ、CX-8については、外寸の大きさを室内の広さや荷室容量にもしっかりと使っていると言っていいでしょう。
室内長×室内幅×室内高 | 荷室容量(3列シート折り畳み時) | |
---|---|---|
CX-8 | 2690× 1540× 1250mm | 572L(3列シート使用時:239L) |
CX-5 | 1890× 1540× 1265mm | 505L |
エクストレイル | 2005× 1535× 1270mm | 445L |
アウトランダー | 2580× 1495× 1265mm | 非公表 |
まとめ
CX-8のサイズをもう一つ比べておくと、燃料タンクの容量は72Lもあります。
CX-5が56L、エクストレイルが60L、アウトランダーが63Lであることを考えると、そして圧倒的な燃費を考えると、この余裕は大きいですね。
CX-8のサイズをCX-5・エクストレイル・アウトランダーと比べてきましたが、このことも含めて、このクラスよりも、大型ミニバンあたりと比べるのが妥当かもしれませんね。
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CX-8も発売から4年が経過しました。
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